何年間も諦められない片思い2つの理由
何年も片思いしていて自分でもこの片思いは叶わないのをわかっている、でも諦められない時、どうしてこんなに好きなの?って思っていませんか?それって本当に好きなんでしょうか、片思いを諦められないのには理由がありました。心理カウンセラーの沼田みえ子さんにその理由をお伺いしました。
1.執着のせい
「片思いを成就させようという目的意識がある場合、何か目的に向かって進んでいるという錯覚が起こりますから、自分の中の寂しさに向き合う必要がなくなります。私は1人ぼっちだとか、そのような寂しさを感じさせないために、寂しさと向き合わなくて済む代わりのものに自分が向き合うものを何か別の対象にすり替えてしまっていることがあります。
その為、片思いの彼のために私は何かがんばらなきゃとか、彼をとりあえず好きでいるなど、現状は1人なのですが、マインド的には自分がその彼とうまくいかせたい、いきたいという目的があるので漠然とですが孤独感を感じずに済むことがあります。片思いだけれど、その関係を打破して成就させようと頑張る状態そのものに執着してしているといえます。
2. 自分の中の無価値感のせい
「『どうせ自分なんて幸せになれるわけないし』とか『自分は不完全な人間だから両想いになれる対象じゃない。だから私にはこの状態がふさわしいわ』と思っている心理が何年も片思いをしてしまう理由としてあげられます。
この無価値感の心理は、潜在的に持っていることが多いのです。人間の心理パターンはって幼少期の時に作られることが多いのですが、ご両親が『アナタって本当に何もできない子ね…。』とか、『全然言うことを聞かないからいい子じゃないわ。』というように親としては何気なく発した一言で無価値感を抱いてしまうことが多々あります。
親は全く、傷つけるつもりで言っているわけではない場合が多いのですが、このあなたはダメなのよという、人格を否定するような言葉は無価値感を植え付けてしまいます。幼少期に両親から大切に育てられてパパやママが大好きですという方よりも、否定をされた、或いはあまり褒められた経験がないという方のほうが、無価値感を感じていることが多いですね。
そのようなことを言われて傷ついたままだと、大人になってからも、私にはそんな価値はない、片思いで十分で、その状態がふさわしいと思ってしまうようになり、片思い自分にはちょうどよいと思ってしまう事が、片思いを何年もひきずってしまっている原因の一つになっているようです。。」
- これでわかる!私には無価値観があるかも?
「いつも同じ失恋パターンを繰り返す人は無価値感が強いかもしれません。例えば、いつも彼氏が付き合おうといわれておつき合いが始まるのですが、最後は彼に新しい彼女が出来て終わってしまう。このように、毎回同じ恋愛パターンを繰り返す人、いらっしゃいませんか?。このような人は、無意識的に相手に好かれない態度をとってしまうことがあるのです。またうまくいきそうになっていて、彼がすごく愛してくれていても、本当かしら?違うわよね、そのうち嫌いになるわよねと疑ってしまい、相手を試してしまう傾向があります。
そうすると、男の人は“こんな女性はうんざりだよ”と他の女性にいってしまったりするんです。これを繰り返す人は無価値感が強いかもしれません。これだけのハードルは飛び越えられるかしら、じゃあこのハードルはどう?本当は飛び越えられるはずないわよね?私のこと好きになるわけないものというような意識をもっています。このお試しをする方は女性に多いのも特徴です。
否定的肯定法と言って、「私のことなんて嫌いになったのよね」と問いかけ、「まだ好きだよ。」と肯定してもらうことで自分が愛されているということを確かめたくなる心理です。」
インタビュー・監修:沼田みえ子
http://blog.livedoor.jp/cs_mieko/
カウンセリングサービス(http://www.counselingservice.jp/)所属カウンセラー。
夫婦関係、恋愛問題が得意。
2015年1月まで2年半にわたり、アメーバーブログの「恋と仕事の心理学」において、木曜日の「もっとラブラブに」を 執筆。 現在はアメーバーブログの「恋愛テクニック」の金曜日「大人の恋愛術」を執筆中。 皆さまのパートナーシップのノウハウ をブログで配信しております。 2016年5月現在、のべ2300人の方 のカウンセリングを行ない、夫婦関係の修復の実績をあげております。
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